私が20代や30代前半のころ、「お肌のハリ」というワードを女性向けの化粧品の広告でよく見ましたが、正直いまいちピンときてなかったです。ハリってそんなに必要?それよりシミの方が断然気になる。と、当時は思っていました。
でも40代になってから、ハリの大切さをひしひしと感じています。ハリがある人とない人では、見た目の若々しさが全然違います。
そこで、ナールスエイジングケアアカデミーの「肌のハリとは?弾力がなくなる原因と取り戻すための方法・対策」を参考にして、いつまでもハリのある肌でいるためにはどうすれば良いかを探ってみようと思います。
ハリのあるお肌でどんな肌?
ハリのあるお肌とは、どんなお肌なんでしょうか?
それは、こんな状態のことを言います。
・お肌が自然にリフトアップされ、重力に負けないで「ピーン」と張った状態のお肌
・見た目にも弾力に富んでいて、たるみのないお肌
自分のお肌にハリがあるかを調べるには、引っ張ったときの強度と押したときの戻りで、ある程度感触がつかめると思います。
ためしにお肌を軽く押してみて、現在の、自分の肌の「ハリの状態」を確認してみてください。
いかがですか?
弾力ありますか?
お肌にハリが無くなる原因
お肌のハリに大きな影響を与えているのが、「真皮」です。
真皮にはコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンなどの、ハリに大きく関係する成分があります。
中でもコラーゲンは、真皮の約7割を占める成分なので、ハリに大きく影響します。
一方エラスチンは真皮の2~3%しかありませんが、コラーゲンをしっかりつなぎとめるはたらきがあります。どちらかだけではなく、どちらもハリにとって重要です。
また、真皮の下の皮下組織、さらにその下の表情筋もお肌のハリに大きく関係しており、これらが衰えることでハリ不足になっていきます。
お肌のハリをキープするための対策
では、真皮、皮下組織、表情筋の衰えを少しでも遅らせるにはどうしたら良いのでしょうか?
それは、衰えに影響することを減らすことです。
真皮、皮下組織、表情筋の衰えに影響するものは、次のようなことがあります。
①紫外線のダメージ
②活性酸素
③お肌の乾燥
④間違ったスキンケア
⑤女性ホルモンの減少
⑥よくない食生活
⑦冷え
⑧過度なダイエット
⑨姿勢が悪い
⑩喫煙
これらを改善することは、健康な体づくりに直結します。
健康的な生活習慣を続けることで、お肌のハリもアンチエイジングもできるので一石二鳥ですね。
お肌のハリを保つためのスキンケア
まずはしっかり保湿することが大前提として、かつ、お肌のハリに重要な、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分を【増やす】効果が期待できる成分が入ったものを使うのがお勧めです。
具体的には、
・プロテオグリカン
・ナールスゲン
・ネオダーミル
・ビタミンC誘導体(APPS、VCエチル、VCIP、VC-3LGなど)
・ビタミンA誘導体(レチノール、レチノイン酸トコフェリルなど)
など。
また、次のような抗酸化効果が期待できる成分が入ったものを使うのも良いです。
・ビタミンE誘導体
・アスタキサンチン
・金コロイド
・フラーレン
・コエンザイムQ10
など。
まとめ
お肌のハリのためには、健康的な生活習慣を続けたうえで、ハリに効果的な成分が配合されたお化粧品でお手入れすると、何もしないよりも随分良さそうです。
年齢を重ねてもハリのある肌をキープするために、ぜひ参考にしてくださいね。