今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の
「冬こそ保湿クリームを使おう!選び方と使い方のコツ」を参考に、冬の保湿クリームの選び方と使い方をご紹介します。
冬の保湿クリームの役割
保湿クリームは、油溶性成分であるエモリエントの割合が圧倒的に多く、皮脂膜に近いはたらきをするため、保湿において「肌の水分の蒸発を防ぐ」役割を担っています。
冬は温度も湿度も低下し、代謝が低下します。そのため、皮脂や汗の分泌量が減り、皮脂膜を形成しづらくなったり、角質細胞間脂質や天然保湿因子の合成や生成が低下し、バリア機能が低下して保湿力が弱まったりします。
さらに、エアコンによる暖房が原因で乾燥が進みます。
だから、冬は皮脂膜の代わりをしてくれるアイテムを使って保湿に力を入れる必要があり、水の蒸散を防ぐために、保湿クリームを使うことが大切なのです。
もちろん保湿クリームだけを使えばよいわけではなく、保湿クリームには少ない水溶性の保湿成分を化粧水で補ったり、水溶性成分と油溶性成分の両方がバランスよく配合されている美容液を使ったりして、肌の状態を整えた上で、仕上げに保湿クリームを使えば、しっかりと保湿をすることができるのです。
冬の保湿クリームの選び方と使い方
水分の蒸散を防ぐエモリエント成分と保湿成分が組み合わさることで、より高いレベルで水分の蒸散・蒸発を防ぐことができます。
そのため、どのようなエモリエント成分が含まれているかに着目して、保湿クリームを選ぶことがポイントです。おすすめのエモリエント成分には、セラミド、スクワラン、シアバター、ワセリンなどがあります。
水分を保持する作用がある吸湿性の高い水溶性の成分を「ヒューメクタント」と呼びますが、保湿クリームの中にどのようなヒューメクタントが配合されているのかチェックすることも大切です。
おすすめのヒューメクタント成分には、ヒアルロン酸、コラーゲン、グリシンやアラニンなどのアミノ酸成分などがあります。
化粧水、美容液、保湿クリームとトータルに使用することで、ヒューメクタント成分もエモリエント成分も両方得ることが可能です。
また、バリア機能が低下しがちな冬は、刺激性の高い成分は避けましょう。
さらに、加齢により乾燥肌になりやすく肌悩みも増えてくるので、30代や40代のエイジングケア世代になると、特に冬はエイジングケア成分が配合された保湿クリームを使うようにしましょう。
おすすめのエイジングケア化粧品成分には、ナールスゲン、ネオダーミル、ビタミンC誘導体、グルコシルヘスペリジンなどがあります。
冬におすすめのエイジングケア保湿クリームは、「ナールス ユニバ」です。
保湿クリームの使い方は、冬でも他の季節でも基本は同じです。乾燥しやすい冬は、乾燥が気になりやすい目元や口元には保湿クリームを重ね付けしましょう。優しい力加減でつけることも大切です。
まとめ
冬の保湿クリームの選び方と使い方をご紹介しました。
乾燥する冬は、エモリエント成分で水分蒸散を防いでバリア機能を守る保湿クリームは必須アイテムです。
この記事を参考に、化粧水や美容液に加え、保湿クリームを使ってスキンケアやエイジングケアを行い、冬の乾燥肌を乗り切りましょう。