保湿成分のセラミドは、エイジングケア化粧水ほかエイジングケア化粧品の人気成分です。
そこで今回は、セラミド化粧水の効果や上手な選び方についてご紹介します。
セラミド化粧水の効果
セラミドは、高い保湿力でバリア機能を守る保湿成分です。セラミドは油溶性成分ですが、水にもなじみやすい性質があるので化粧水にもよく配合されます。
そのため、セラミド化粧水は、乾燥肌や敏感肌の改善が期待できて、美肌をキープするのに役立ちます。また、顔のくすみや小じわ、毛穴の悩みなど、乾燥肌が原因の肌悩みのスキンケアやエイジングケアにも有効です。セラミド化粧水は、肌の老化の予防美容におすすめのスキンケアアイテムなのです。
セラミド化粧水を選ぶポイント
セラミドの中でも、ヒト型セラミドは、人の肌にあるセラミドと同じ構造をしているため、浸透しやすく、高い保湿効果が期待できます。
また、どんな肌質の方でも使えます。そのため、ヒト型セラミド配合化粧水が特におすすめです。ヒト型セラミド配合の場合、全成分表示に「セラミド1」や「セラミドNP」と記載されています。
そして、セラミド化粧水は、セラミドの配合量も重要です。全成分表示で、セラミドが上のほうに記載されているものを選びましょう。
また、セラミド以外の水溶性の保湿成分やエイジングケアができる成分に注目することも大切です。保湿成分にはそれぞれ異なるはたらきがあるので、複数の成分の組み合わせで、よりうるおい効果を実感できます。
グリセリンやアミノ酸など水分を吸着する成分、ヒアルロン酸やコラーゲン、プロテオグリカンなどの水分を抱え込む成分がおすすめです。エイジングケアができる成分では、ビタミンC誘導体やビタミンE誘導体などの酸化を防ぐ成分、ナールスゲンやネオダーミルなどのコラーゲンやエラスチンを増やす成分がおすすめです。
さらに、最近では、ナイアシンアミドや3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸、ライスパワーNo.11といったセラミドを増やす成分も登場しています。セラミド配合の化粧水ではなくても、これらを使うことで肌の角質層のセラミドを増やすことが期待できます。
ほかにも、アルコール、PG、DPGなどの肌に刺激を与える成分が配合されていないこと、価格やコスパ、テクスチャー、無料お試しがあるかなどもチェックしましょう。
まとめ
セラミド化粧水がエイジングケア世代におすすめの理由がお分かりいただけたと思います。
セラミド自体も高い保湿力があるので乾燥肌や敏感肌の対策に効果的ですが、セラミドの種類やほかの成分にも注目してセラミド化粧水を選ぶことで、美肌キープの効果をより実感してください。